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Posted by ミリタリーブログ  at 

2021年02月11日

IthacaM37 Trench Shotgun イサカM37トレンチガン

こんばんは
今回は IthacaM37 Trench Shotgun です。



もともとこの無可動個体はヒートガードが付いていた様でバレルは短く(20in/508㎜)なっていてフロントサイトが無い個体でした。



もちろんバレルの下側にはヒートガードが着けていた時のねじの溝が三本残っています。



昔は結構流通していた物ですが最近見なくなりましたね。
このヒートガードはたぶんIthaca様です。



Winchester model 1200 shotgunの物だと画像の様に先端の中にリップが有るようです。



着剣ラグの部分にマガジンチューブネジを固定する穴が無いのでそうたぶんそうだと思います。

ネジ穴が有れば
WINCHESTER MODEL 12
WINCHESTER 97




Stevens77Eトレンチガン
は何処にも記述が無いのに存在してる謎のトレンチガンです。
何とM5銃剣が使えるそうです。
確かにこの形見た事が有りますが初めて知りました。

WW2のStevens Model 520/620のトレンチガン仕様
もマガジンチューブ固定穴は無いようです。

トレンチガンも奥が深くマニュアルや正しい記述を探し当てるのがなかなか困難です。

そしてこのヒートガードに付く銃剣は



全てM1917銃剣です。(抜粋マニュアルは1968年予算)
大昔のコンバットマガジンにIthacaM37トレンチガン特集が有りまして
M1ガーランド銃剣を付けていたんですが当時は若造過ぎてあの銃剣が付くんだと
思っていました、アメリカに渡った時に確認するとM1917銃剣しか着かないと知り
記事を見直してみると銃剣を取り付ける所を削っていました魔改造です。
今思えば当時はオリジナルが有る時代なので本物を削っている可能性が高く
何とゆうことをしてくれるんだと思っています。

M1917銃剣もマニュアルの挿絵はWW1同じ木製グリップの銃剣の絵ですが
実際はアップデートされ、鞘はプラ製、グリップもプラ製に変更されています。











また
シースと鍔?にイーグル検印マークが入った50年代から60年代の当時物が海外にごろごろ
していましたので残しておきます。

ここから
Ithacaにヒートガードを付けます。



もともとヒートガード仕様だったのでシックリ着きます。
形状も相当いいと思います。
加工しなくて着くのはラッキーでした。
もし加工となると
バレルは切れないのでフロントサイトを切り落とすか外し
バレルに取り付けネジ用の溝を切らないとならなかったので
無可動を改造するのには抵抗が有りますので取り付けをあきらめたと思います。


そしてこの無可動個体のストックを民間仕様から軍用タイプに交換した理由は
ホルム全体を軍用にしないとトレンチガンにならないからでした。
KTW製のIthacaストックはどちらかとゆうとレミントン形状なので直したい所です。

最後にトレンチガン仕様にしたので模造銃剣typeM1917
を着剣してみましたが凶悪でした。



*画像の銃剣はウインドラス製非鉄金属性模造銃剣ですのでお間違え無いようにお願いいたします。

*イーグル検印マークと面倒なので書きましたが
 正確にはDAS(Defense Acceptance Stamp)国防総省の検査と承認スタンプです。
 60年代から80年代まで結構入っていますので確認すると面白いですよ。
 ただしスタンプなので使用してると消えす。





上から
AAI製M203Coltが製造する前の個体
XM148
M79

つづく
  


Posted by DJVietnam  at 23:00Comments(0)エアガンモデルガン無可動