2017年02月18日

M1D/M1Cスナイパーライフルを作る その7 ストック加工 チークパッド取り付け加工

こんばんは
そろそろ終盤に来ました。


木製ストック加工も80%近く終わりましたので革製チークパッドを着けようかと思います。


マニュアル道理に取り付けるにはストックの加工が必要です。
実銃のM1Dのストックにもチークパッドを固定のための穴があります。


それとネジの用意ですがネット上を確認すると真鍮製の木ネジです。
ネジの用意も難関で真鍮製でネジの頭が大きなスクリュウ部の短いものがなく結局、短く切りました。
海外でも切って使用していました。
短くする理由は取り付け用のネジが入るところにバットプレートの固定ネジ兼スリングスイベルボルトが通っています、このネジを避けるために短くします。


4ミリのドリルでネジ穴を開けてネジを通して革のチークパッドを固定します。
真鍮マイナス木ネジなんて結局は見えなくなるんですがこだわりです。




マニュアルによっては縫った上から木ネジで止めるようになっておりますが
古いマニュアルでは今回のように固定後レースで締め上げていました。
パッドが着くとスコープが覗き易くなりアイアンサイトが使い難くなりました。

つづく

  


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2017年02月11日

M1D/M1Cスナイパーライフルを作る その6 ストック加工 刻印

こんばんは

待っていたものがやっと来ました。
ストック用のレプリカ刻印です。
WW2~ナム戦初期までの銃には検品印が
一丁ずつ刻印されていました。
ガーランドはストックの刻印と製造番号が一致し
どの刻印かもはっきりしています。
自分のM1Dはナム戦初期を目指しているので
どの刻印を入れるか決まっています。


イーグルマーク(K)とプルーフマーク(H)です。
この刻印の入ったM1ガーランドはHarrington and Richardson Arms製で
S/N 5,561,000 - end(多分最終製造は1957年位だと思います)
まで製造されナム戦初期に使用していたと
設定するにはよい刻印です。


この実銃M1Cのストックにはイーグルマークがきれいに入っています。


プルーフマークもグリップ部に入っています。


この刻印はM14rifle(US採用1957年~)にも入っていました。
トイガン業界で今までこの刻印を再現したメーカは二社だけで
CAWはモデルガンM1903A1、ELBE WERKE Co.,Ltd.は電動M1ガーランド
どちらもこだわりの強い良い出来の銃で欲しいです。



実銃とは違いべったとした刻印ですが満足です。
刻印を入れナム戦初期スナイパーM1Dストックは完成に近づきました。
プルーフマークはまだ来ていませんが…

まだつづきますよ。


  


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2017年02月04日

M1D/M1Cスナイパーライフルを作る その5 スコープベース

こんばんは

スコープベースの色塗りと穴埋め用の蓋を作って見ました。


ベースの塗装を鈴友さんにお願いしようかと思いましたがネジ穴を蓋した後に塗装するので自家塗装にしました。
塗料はパーカーシールを使いました。



ネジ穴そのままよりいい感じです。



蓋は木で試作してみましたがなんかいい感じなのでこのまま完成へ進もうかと思います。

M70は鈴友さんへ加工依頼しました。
完成が楽しみです。

つづく



  


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2017年01月28日

M1D/M1Cスナイパーライフルを作る その4 ストック加工 染め

こんばんは


今回はストックの染です。

一か月ほど地道な作業でスットックを育てています。


お試しで亜麻油とTru -oilを使用して見ました。(左半分 亜麻油/右半分 Tru -oil)
安い木の為、良い色が出ませんでした。
KTW M70はアメリカンウォールナットで亜麻油だけでいい色が出たのに…


今回はワトコオイルで染めることにしました。



今回は赤っぽい色を狙っていましたが結構いい色が出ました。


m84scopeを載せると良い感じです。
有る物が来るまで今後も何回か重ね塗りします。


M84scopeベースをM70のパーツと共に鈴友さんへ持っていこうかと思っています。
またカメラもiPhone6~iPhone7へ機種変したことにより画質も良くなりました。

つづく




  


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2017年01月21日

KTW ウィンチェスターM70 スコープ&フロントサイトベース取り付け

こんばんは



MTW M70 スコープトベースの取り付け直しとフロントサイトべースを追加しました。



当時の海兵隊の画像を確認しても
けっこうな数のM70に付いています。
なぜこんなベースが着いているか?
ターゲットベースの狙撃銃だからです。
フロントサイトベースが残っているM70
はターゲットタイプから命中精度の良い個体を
抜き出して使用していたのは間違いないでしょうね。


こんな感じのフロントサイトが乗ってます。
サイトを外すとベースだけ残るんです。




フロントサイトベースとスコープベース
をバレルに穴開けをして取り付けました。



マイナスネジで取り付けたので外見も当時の雰囲気です。
それともう一か所


ターゲットサイト用の取り付け穴です。
上の画像はターゲット用取り付けベースです。


これがターゲット用Rサイトです。


ターゲットサイト用の取り付け穴はM40Vietnamにも追加した加工ですが今回も穴あけしました。


この穴を追加することによりリアルな感じがします。


これでウインチェスターの刻印と塗装ができるまでになりました。
塗装は艶消しの黒が良いかな…

つづく




  


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2017年01月01日

M1D/M1Cスナイパーライフルを作る その3 ストック加工

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
平成29年元旦

この日の出は2017/1/1のゴールドコーストです。
オーストラリアの友人から頂いた物です。

さて新年は

M1D/M1Cスナイパーライフルのストック加工の続きです。


全てラッカー系ニスを落としました。


ハンドガードはこのままでは付きません
ハンドガードを止めている金具が着いている所から切断してマウントベース
の取り付け金物へ入れられるように加工しました。
実物ストックが使えるので長さはほぼ合っているようです。


取りあえず位置的には問題なく着きましたが赤〇部分のハンドガードRラインとマントベースの
Rラインが合わないのとハンドガードとストックが物凄く厚みが違い段差がみっともないので
削って合わせました。


削って合わせたことにより見た目がだいぶ良くなりました。
ボルト機関部周りグリップ部のストック整形をしないことにしました。
あまりにも膨大に削るので…

つづく
  


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2016年12月17日

M1D/M1Cスナイパーライフルを作る その2 ストック加工

こんばんは
木製ストックの加工を始めました。


上が実物M1ガーランドストックです。
色が黒く重い木でできています。
下がハドソン製M1ガーランドストックです。
スカスカでやすっぽいです。


バットプレートを止めているネジがプラスネジです(T_T)
実銃のストックはマイナスネジです。


フレームが乗る部分の段差が!
ここ直すとフレームを直さないといけないので
この部分は無理だな…


厚みは兎も角としても
形状は似ているか?妥協範囲かな?


この辺の形状はよく似ているので弄らない方向で。

実銃には刻印の跡がわかります。
ストックに刻印を入れたいんだよな。。。


ハンドガードは基本切り詰めます。
M1Dのハンドガードはマウント分短い為。


M1D/M1Cの基本的な事を書いておきます。
1943年にM1903A4が採用され生産されました


この前後にM1ガーランドの狙撃バージョンの研究が始まったようです。
最終的にM1E7とM1E8を評価して承認されました。
1944年6月にM1E7(M1C)はスナイパーライフルとして採用され。
M1903A4は「限定採用」となったようです。
M1E8(M1D)は1944年9月に採用されたようです。
何故これを書いた訳は時代や生産したメーカ―により多少の形状違いや
刻印の違いが有る為です。
ナム戦で使用するM1DとなるとWW2以降の刻印やストック形状が
ベストだと思いま調べ始めました。
ハドソンのストックやリアサイトなど細かいところはWW2以降のモデルを
再現しているようです。

作業ですが。

今回はストックのニス剥しから。
毎回使用しているニッペの塗料はがしを塗りたくり


養生シートの上でニスを剥がしますw


面倒なので二日ほどこのまま放置しましたがまだらにしか剥がれず
まだ数回かかりそうです。

つづく

  


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2016年12月10日

タナカ M40 Vietnam カート式 ガスガン №七 scopeカバー

こんばんは
M40Vietnamの話です。

この画像チャック・マウィニーさんの画像の一部からアップにして
切り取りましたがレンズカバーが、どー見てもタイヤチューブの様な気がします。


元はこの画像です。
ナム戦装備が好きな人は見たことありますよね。


ナム戦中のスコープカバーですが海兵隊がフエでバトラーキャップを着けたM40を構える画像が有るので
少数は使用していたと思われますがどの程度かは解りません。


海外のサイトを見ているとレッドフィールドの古いカバーこれのようです。


レッドフィールドの純正品ではありませんが
商品名ビキニライフルスコープカバーこれが好きなんですが…
やわらかいゴム製(ネオプレーン?)でこれけっこうカッコいいと思います。
ナム戦とは関係ない商品ですがw


今回は触発されてチャック・マウィニー型スコープカバー作ってみました。
縛ったところはナム戦パラコードです。
繋ぎ部分のゴムを細くすることによりレンズにゴムを力を入れずに被せる事が出来ます。


射撃するときはこのような感じで射撃したであろう品物です。
止めている紐は紛失防止のような気がします。

M40Vietnamもー少し続くと思います。
  


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2016年11月26日

M1D/M1Cスナイパーライフルを作る その2 マウント加工・取り付け

こんばんは
ハドソン製モデルガン
M1ガーランドをM1Dにしてる先輩方が今まで居なかった意味がよくわかりました。
実銃通りには取り付け不可能な構造だったんですね…
でも
ノーマルに戻すことを前提としてガーランドフレームに無加工で取り付けできました。

M1Dのバレルに通すところが無いマウントを
札幌LAstudio様に加工依頼しました。
イメージ通りに加工していただき感謝しています。

下側半分が無いマウントには見えません。
良い感じの取り付けです、強度も有ります。


固定ネジが見えていますがここはブラ板を
丸く加工し蓋をしてパーカーシールで塗る予定です。

クリップ(ダミーカート)のクリアランスも問題無いようです。




勿論、モデルガンには一切の手を加えていません。
元々チャンバー部分が分解できるようになっているので
そのネジの部分を使っての取り付けです。


ストックの加工が必要ですが時間を掛けながら行います。
ハンドガードは切らないとダメですね…

つづく
  


Posted by DJVietnam  at 13:00Comments(0)scopeサープラスモデルガン

2016年11月20日

タナカ M40 Vietnam カート式 ガスガン №六 スコープ取り付け

こんばんは

我慢できなくてスコープ付けました。
レミントンとレッドフィールドのロゴが大変カッコ良くてナム戦な感じです。


リューポルド製スコープリングレンチと


スコープリング用アライメント&ラッピングキットの紹介もします。


このレンチは
リューポルドやレッドフィールドの回転式STDリングを回すレンチです。
プラ製でリング自体を痛めることはありません。


エアガンですがスコープにリングを着けてスコープを持って回して着けていませんか?
現在のスコープチューブはアルミで新品の固いリングをスコープで回すと
スコープ自体が破損する可能性が有ります。
やめましょう。


ここからはあくまでも自己満足なので…

リューポルドやレッドフィールドの回転式STDリングは前後にセットした
状態でスコープチューブに対して正確に真直ぐに付いていることはほぼ無いと思っていいでしょう。
わずかなズレは生じると思います。、この状態でスコープをセットし、リングのネジを締めていくと
スコープチューブを破損させます(傷をつけたりします)。
このラッピング・キットを使用し、前後のリングをまっすぐにして止めるキットです。
何も考えずネジを締め納まりが悪いので気付きましたが少し傷をつけ
調べたところ、このキットが有りました。
使い方は簡単です。


スコープベースと付けます。


リューポルド製スコープリングレンチで回して取り付けます。


アライメントキットでセンターを出してリング位置を決めます。



キットに着いてる研磨剤をリングに塗って


ラッピングバーを載せてリングを軽く締めながら回したり前後させて研磨します。


この個体の中古レッドフィールドリングは片当りしていました。
中古なので仕方ありませんね。
所詮古いアメリカ製ですしw
マシニングの跡も生々しく残っています。
ラッピングした事により、リングの納まりが良くなりネジがストレスなく入っていきます。


M40Vietnamのマニュアルや当時の画像を見るとスコープの取り付け位置が
前に出して固定されていますが見た目が嫌いなので自分の好みの位置に取り付けました。

リングのネジはトルク管理が必要の様ですが
トルクレンチを購入していないのでそのまま締めました。


スタンダードな形状ですがナムです。
ボルトハンドルとのクリアランスは問題ありません。





KTWウインチェスターM70/タナカM40Vietnam
ナム戦の銃はたまりません。


ラッピングのやり方はこの動画で見るとよくわかります。


M40Vietnam/M70 まだ少し続きます。
  


Posted by DJVietnam  at 14:02Comments(6)scopeサープラスモデルガン